2023年9月 県会長あいさつ

皆様、いつも奈良県倫理法人会の活動に対して温かいご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

昨年度、令和5年度は、奈良県倫理法人会としての目標達成に向け、皆様の絶え間ない努力と献身のおかげで、大きな成果を上げることができました。この一年間での経験と学びは、私たちの成長と発展のための大きな糧となりました。その中で、皆様の多大なるご尽力と支援に感謝の気持ちでいっぱいです。

新たな年度、令和6年度の奈良県倫理法人会のテーマは「形つくりの年度」です。この「形つくり」とは、組織の基盤をさらに強固にするための「組織づくり」を指します。組織としての方向性やビジョンを明確にし、その実現のための具体的なアクションを共に考え、実行していくことが求められます。

「ティール組織」という言う言葉がありますが、これは現代の組織論において注目されている新しい組織の形態です。従来のピラミッド型組織が持つ限界を乗り越え、より柔軟で持続可能な組織を目指す考え方です。このティール組織の考え方を取り入れることで、私たちはさらに新しい可能性を追求していきます。

奈良県倫理法人会設立25周年という大きな節目を迎える今年度。この長い歴史の中で、私たちが築き上げてきた絆や信頼は、これからの活動の大きな支えとなっています。25年という時間は、先輩方の努力と献身、そして皆様の日々の活動が紡ぎ出したものです。この節目の年に、私たちは新たな飛躍を目指し、さらなる成長を追求していきます。

今後の大きな行事として、奈良市倫理法人会の分封が予定されています。この分封は、奈良県全体のさらなる発展と、地域社会への貢献を目的としています。分封に関する詳細や、その背景にある思いやビジョンについては、今後の活動でしっかりと皆様にお伝えしていきます。

事務局体制の強化も、今年度の重要なテーマの一つです。事務局は、私たちの活動を支える中心的な存在であり、その体制や機能を強化することで、より効果的な活動を実現していきます。私自身も、事務局との連携を深め、組織全体の活動をサポートしていきます。またモーニングセミナーのさらなる活性化や、活力朝礼の推進、そして新たに設置される研修委員会や女性委員会の活動も、今年度の注目ポイントです。これらの活動を通じて、私たちは組織としての学びや成長を追求していきます。

最後に、今年度のスローガン「世直しの精神を以て奈良県を創造的に再生する」を胸に、私たちは新たな一歩を踏み出します。このスローガンを私たちの活動の指針とし、奈良県の未来を創造的に再生するための行動を活発化していきます。
長くなりましたが、この1年間も、皆様と共に、奈良県倫理法人会の活動をさらに盛り上げていきたいと思っております。皆様の変わらぬご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

令和6年度も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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